「パートナー(結婚・交際相手)との関係がセックスレスだと思いますか?」と調査したところ、男性の約6割が、女性の約半分がセックスレスであると回答しました。
インターネット上ではセックスレスに関する悩みなどが数多く語られていますが、実際の日本人はどのように感じているのでしょうか。セックスレスであることは、必ずしも“性生活への不満”を意味するのでしょうか。本特集では、その実態や背景、意識の変化について丁寧に紐解いていきます。
検証01自分がセックスレスだと思う・思わない
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パートナーとのセックス頻度
思う・どちらかといえば思うと回答した方で1ヶ月に1回以上セックスをしていると回答したのは13.6%。思わない・どちらかと言えば思わない方では62.2%が1ヶ月に1回以上セックスをしていると回答しました。1ヶ月に1回以上セックスをするかしないかで、セックスレスと思うか思わないかに大きな差がありました。
しかし2ヶ月に1回程度、3ヶ月に1回程度と回答した方々では、セックスレスだと思う・思わないに差がありませんでした。セックスレスと回答した方で1年に1回もセックスをしていない人は59.0%ですが、セックスレスではないと回答した方でも20.2%(5人に1人)は1年以上セックスをしていません。
検証02自分がセックスレスだと思う・思わない
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浮気との関係
セックスレスだと回答した方で、浮気相手がいるのは15%、セックスレスではないと回答した方では19.6%に浮気相手がいました。パートナーとはセックスレスなので浮気相手がいるというわけではなく、むしろ逆の結果となりました。
検証03自分がセックスレスだと思う・思わない
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性生活の満足度との関係
本調査における日本人の性生活の満足度は67.5%でした。約3人に2人が満足と回答しています。セックスレスではないと回答した人の性生活の満足度は84.3%と全体平均を上回りましたが、一方セックスレスだと回答した人でも53.6%と半数以上の人が、性生活に満足であると回答しています。
総括
20代の男女は過半数がセックスレスではないと回答していますが、30代以上は過半数がセックスレスであると回答し、その比率は年を重ねるごとに上昇していきます。 しかし我々はどんな状況をセックスレスと呼んでいるのでしょうか。明確な指標もないし、人によってその感じ方は違うという結果をこの調査は示しているように見えます。
1ヶ月に複数回セックスをしていてもセックスレスと回答する人もいれば、1年以上セックスをしていなくてもセックスレスではないと回答する人もいます。
つまり人によってセックスレスの捉え方が違うということです。
ただし明らかに言えるのは、「セックスレス=性的に満足していない」という構図は成立しないことでした。人によって性的に満足するかどうかの尺度が違い、セックスレスも人それぞれの感じ方によって違うということなのです。
それぞれの尺度や感じ方は年齢や性別によって変化していくものでもあるようです。